中国語の普通語(プートンホワ)について

 中国は多民族国家で56の民族がいます。民族や地方ごとにそれそれの言語や方言があるので、全国で統一の標準語を定める必要がありました。それが「中国語普通語」です。

北京語音を標準音とし、北方話を基礎方言とし、典型的な現代白話文の著作を文法規範とする。現代の普通話は中国の公用語とされる。1950年代から1960年代にかけて共産党と人民政府により、普通話の名称と簡体字、ピンインの採用などその内容を法律として定められ、各民族も普通話を学ぶことが推奨されている。中国語圏外の外国語教育における「中国語」は、一般的に普通話を指す。

Wikipedia「普通語」より参照

 上記参照資料のように、1960年以降定められ普及した中国全国の共通語です。テレビや映画などの公共放送では必ず普通語が使われています。わたしたちが一般に中国語とよんでいるものにあたります。


 漢語とは

 漢語とは一般的に言う中国語のことです。中国の56の民族のうち、漢族が90%を占めています。その漢族の言葉を中国の標準語としているので、「中国語=漢語」とされています。また漢族の文字なので「漢字」といいます。

 多くの中国語教室では共通語として使われている「普通語」を勉強します。わたしたち漢語学習班でも、普通語を勉強します。


 中国語には数多くの方言があります

 中国語は数多くの方言があり、有名なものは北京語や広東語などです。

 日本の場合、方言があっても多少は推測したり意味を理解したりできますが、中国の方言はまるで違う言語のようにそれぞれが大きく異なります。またそれぞれの民族には民族の言語があります。

 例えばあなたは「香港」をどう発音しますか?中国語普通語では「xiānggǎng(シャンガン)」と発音します。「ホンコン」というのは現地香港や広東地方で使われてる方言を日本語に訳したものです。

 現在使われている普通語のもとになっているのは北京語です。人によっては中国語の事を北京語という人もいます。「北京語=普通語」ではありません。例えるなら、日本語の「東京弁=標準語」というのではないのと同じです。